ロックダウンの日々を記録に残しておこう、と始めた日記なのですが、ちょっと更新が遅れています……。
というのは、実は、私はここにきてようやく気づいたのです。日本にはコロナウィルスの危険性を分かっていない人がたくさんいるということを・・・。
私自身は、そう、1月上旬から世界のニュースを舐めるように追いかけ続けているので(オーストラリア森林火災もあったし)、COVID19に関しては、日本の政策があまりにも世界とかけ離れていることに唖然としながらも、この世界の情勢を見れば「さすがにみんな危険は分かっているだろう」と油断していたのです。
そんな中、日頃尊敬している方が花見パーティをするというお知らせ。さらに、他の方も、地方から東京へ飛行機で出てきて懇親会などを計画しているのを見て、お節介を承知でメールを出したところ、「自分の危機管理が甘いことにようやく気付きました」というお返事をもらい、衝撃を受けたのでした。まさか、まさか、本当に大丈夫だろうと思っていたとは!
そこで、海外在住者として、英語で国際ニュースを理解できるものとして、少なくとも自分の発信できる媒体では、もっと危険性を伝えなくてはと思い、メッセージを書いていたのです。
目次
情報選びとツイッターの勧め
私は自分の Facebook アカウントに、このような投稿をしました。ご覧になった方もいるとは思いますが、再掲しますね。3週間くらい前に投稿すればよかった、というのが私の後悔です。
【海外在住者より、情報選びとツイッターの勧め】
こんにちは。ニュージーランド在住の内田です。
ここ数日、コロナウィルス の情報について、思うところがあり、書かせていただきます。
私は海外に住んでおり、ニュージーランドでロックダウン(食料・医療関係以外のビジネスはリモートのみでオフィス封鎖、一つ屋根の下に住む人以外とは会わない、街中でも互いに2メートル以上の距離を置く、国境封鎖等)が7日目を迎えました。
当然、生活にも仕事にも大きな影響は出ていますが、ジャシンダ ・アーダーン首相の「命を守るためです」という言葉に納得し、国民は粛々と生活をしています。
しかし、日本にいる皆さんと、世界とでは、あまりにウィルスに関する認識が異なっているということを痛感しています。
世界はものすごい勢いで変わっており、これは数週間〜数ヶ月で元に戻るようなものではありません。
それを、あたかも日本は大丈夫だというように「学校再開」「旅行支援」「オリンピックは来年7月」と次々に入ってくるニュースに唖然としています。
私は、日本政府の政策と、曖昧なメディアに危惧を抱いています。そして、自分の身を守るために、出来るだけ多くの人に「情報を自分で取りに行く」ということをしていただきたいと思うのです。
そのために、まずおすすめするのは、海外メディアのチェックです。以下、2つ、日本語訳のあるサイトをお知らせします。世界全体の動きを知るのに役立ちます。
BBCのサイトは、日本語ページだけだとちょっと物足りないのですが(訳されていない記事が多いので)、もしできたら、見出しだけでも英語ページも見てみてください。
もうひとつは、ツイッターです。ツイッター上には、専門家・記者・科学者・政治家などが、直接自分の言葉で現状について述べています。
あまりに情報が多くて難しい、という方もいるでしょうが、私は、自分の欲しい情報を今「意識してとっていく」ということをしないと、身を守れないと思っています。
ツイッターで気をつけなくてはいけないのは、たったひとつです。
それは「根拠のないものは、信じる必要も聞く必要もない。また、リツイート(シェア)はしない」ことです。
たとえ、偉そうな人・信頼できそうな人が言ったことでも、その根拠がなかったら聞かなくてもいい。
これだけを心して、今、自分と家族、そして日本の将来を守るために、情報を積極的に取ることをおすすめしたいと思うのです。
例外はあります。もし、あなたが、ニュースを見て心配になってしまい、夜も眠れなくなるような繊細な方だとしたら、この仕事は他の人に頼んでください。メンタルを壊しては意味ないので。
私は東北大震災の時にツイッターをはじめ、ありとあらゆる情報を読み、選択し、検証し、調査して、自分なりの納得をした過ごし方を決めました(日本の実家に長くいる機会があった)。
今再び、特に日本の方には、世界で本当に起こっていることに触れる日々を過ごしていただきたいのです。
出来るだけ多くの命を守るために。
もし、ツイッターは初めてで、誰をフォローしていいのか分からない方がいらっしゃいましたら、私をフォローしてください。
@KagiyaIzumiで検索できます。リンクはこちらです。
https://twitter.com/KagiyaIzumi…
ニュージーランドネタや動物ネタも多いのですが、1週間もフォローしていただいたら、私以外でもコロナ情報で役に立つ人のアカウントが見えてくると思います。
長々と失礼しましたm(_,_)m
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今、これを書いているのが4月3日(金)なのですが、今の時点で世界に何が起きているか、点描的な記事(NZの記事)がありましたので、抄訳しました。ぜひ、全体像を掴むためにスレッド通してお読みください。老人ホームの死者を数えないイタリアやフランス、正確な数を公表しないと指摘されているイラク、市中感染が7割と見られるシンガポール、検査してないインドネシアなど、混乱の中で、納得できない対策をしている国、日本だけではないですね(汗) この他、アフリカ諸国からの情報も少なく、本当に心配です。
https://twitter.com/KagiyaIzumi/status/1245806705197240320
ベッドルームの壁塗り
ロックダウンしているここ数日、ベッドルームの本の片付けをしていたのは、壁を塗りなおすためした。私がこの家に住み始めたのは1996年なので、少なくとも24年は同じカベです。
私は基本、家周りのことに疎いので、塗りなおす必要性は全く感じなかったのですが、ドイツ人の夫は何年も前から「ベッドルームの壁をフレッシュに塗り直さなくちゃ」と言い続けており、とうとうその機会がやってきたわけです。
コロコロ。コロコロ。
我が家は1970年代に流行ったキット式のA-Frameという三角形の家です。屋根がそのまま壁になっています。そして、天井が高く、はしごを使ってようやく届くのです。
この時使った、牛乳パックにご注目ください。
高いハシゴの上では道具をブラシに持ち替え、左手でペンキを入れた四角いケースを持ちながら塗っていた夫、「安定しないから、何か、バケツのようなものにペンキを入れて、ハシゴに引っ掛けたい」と言い出しました。
バケツ、バケツ・・・引っ掛けるもの・・・と考えて、そうだ! 牛乳パックを切って入れ物にして、持ち手に針金を通せばいいんじゃない? 一応落ちないようにヒモもつけて。
そう考えて作ったら、大きめのブラシも入って、バッチリ使えました! 私、すごい貢献感あり! 皆さんも、ぜひペンキ塗りの時にはお試しください!
さて、本日は部屋の半分、塗れました。明日は片側の寄せていた荷物を全部動かす作業です・・・。
モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル
さて、夜、また映画を見てしまいました。あれ、連日になっちゃったかな?・・・ま、いっか。
今日の映画は、Netflixの「Monty Python’s Holy Grail モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」。
私には、自分で決めた「メディア界の」英語の先生が何人(?)かいます。スヌーピーとチャーリーブラウン、セサミストリートのみなさん、そして英国コメディグループのモンティ・パイソンもそう。
モンティ・パイソンのユーモアは英語が理解できないと分からず(英語が分かっても、分からないシュールなものも多数ありますが)、その語彙レベルがとにかく高いので、私は台本集を買って、何年もずっと読んでました。おかげで、有名なセリフは大体覚えていて、日常生活に使い、「お〜、君、分かってるねえ」というような反応をもらったことが何度もあります。古典コメディで英語の勉強、ホント、おすすめです!
この映画は、アーサー王が聖杯を探す、という話を基にしていますが、それはただの枠組みで、最初から最後まで「なんだこれ?」というようなスケッチが満載です。
中でも、私が大好きなのが、「Niの騎士」。「Ni!」「Ni!」と言う聖なる言葉で相手を恐怖で震え上がらせる、というスケッチ。一度見たら忘れられません。さすがに超有名なシーンらしく、Wikipediaにまで出てました、Tシャツもあった! ウケる。。。 動画でちらっと、ご紹介しておきますね。
3/31 (DAY6) のインスタグラム
先日、赤すぐりを収穫できて嬉しかったんだけど、こんなにたっぷりは採れなかったなあ。
来年はしっかり網をかけて、鳥さんに全部食べられないようにして、こういうケーキを作りたいと思います。
もう1枚は、今の私たちを感じさせるもの。家族のバブルの中にいる生活。我が家は今のところ、仲良くしています!
それではまた!
Keep safe, stay home! Ka kite ano!
日本人の認識のゆるさは、テレビが原因です。その昔から、偽政者が絡んだモノゴトは、あたかもなかったことかのように矮小化し、そのかわりに芸能人のちょっとした発言やミスを、あたかも世界が終わるかのように盛大に騒ぎたてる。
Twitterのように個人が発信できるSNSは、まだまだマスになれてない現状、日本はしばらくは大本営発表を信じて暮らす日々が続くのではないかと考えています。
でも、テレビもみんな見ないんじゃないのかなあ? 結局、情報も分断された形でしか入ってこない世界になっているから、世界のさまざまなレベル/グループの意識分断が起こっているようにも思います。
その中で、大きなグループを作っている人たち(インドのシーク派とか)にCOVID19が入り込んでしまうと、そこがやられるみたいな・・・。
日本は、ある意味、全国的に「ひとつのグループ」になっているから、これは怖いですね。
カズくんもそうだと思うけど、感染しても治る免疫力、これが今の最大の防御かと思います。お互い気をつけよう!