ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ 37/1000
Kia Ora! うちだいずみです。
ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ、37個目の今回は、前回に引き続き、スタインラガー東京ドライのお話。ただし、今回はビールではなく、そのプロモーションを味わってみましょう。
このスタインラガー東京ドライは、キリンの子会社であるライオン・ネイサン社が、ニュージーランドの原料を使い、日本の醸造技術を駆使して作り上げた「口当たりが良くビール」ということ。
そして、「日本とニュージーランドのコラボ」という点を前面に押し出した、お金をかけたプロモーションを展開しています。
まず、そのプロモーションビデオがすごい(我が家にはテレビがないのですが、どうやらテレビコマーシャルとして、結構流れていたらしい)。7秒のものから90秒のものまで、様々なバージョンがあるのですが、2019年現在、みられるのはこちらの60秒バージョンのみになってます。
ストリート系のおにいちゃん=ブラザーたちが、東京でいろいろ踊っているうちに、日本のシンボル(!)、寿司だのランタンだのネオンサインだのに変わってしまう、というコンセプトなんですよ!
このブラザーは、Da Bradaz(ザ・ブラザーズというのが、なまってしまいました、そのまんまです!)というグループ。ニュージーランドのヒップホップグループで、実は、ラスベガスで毎年行われているヒップホップダンスコンテストで、2015年と2016年、2年連続して優勝しているんです!
さっすが、結構カッコイイんですが、どんなジャパニーズシンボルに変身するのか、おさらいしてみましょう。
こちら⬆️は、なんか白いものがバラバラしてると思ったら、お寿司。頭に乗せているのがサーモンというところが、ニュージーランドらしいです。そう、ニュージーランドは比較的寄生虫が少ないこと、また養殖していることから、生のサーモン寿司が特に美味しいんですよ。日本にもニュージーランド産のサーモン、入っていますよね? ものすごく高いですよね(汗)
ちょうちん⬆️ 確かに、アジアっぽいです。
ネオンサイン⬆️ 今さら? という気もしたんですが、東京のネオンサインの量はやはりNZとは比べ物になりません。
お相撲さん⬆️ 金ピカなテクスチャーを見て、ああ、浅草の名物「金のうんこ」モニュメントへのオマージュかな、と思ったんですが、あれはキリンじゃなくてアサヒビール本社ビルのものでした(汗)
盆栽ちゃん⬆︎ なぜか、可愛い女の子風。
合体ロボ⬆︎ これ、日本なんでしょうか? トランスフォーマーとか、アメリカの方が有名な気がするんですが?
これ⬆︎ ちょっと分からなかったんですが、もしかして墨汁?
このシーン⬆︎、暗くてよくわからなかったんですが、よく見ると、着物ちゃんです。
これも⬆︎、何なのか最初は分からなかったんですが、折り紙ちゃんです。
こちらは⬆︎、焼きものの食器たち。あとでバラバラになって割れちゃいます。
最後は⬆︎、いろいろなシンボルが一緒に出てきます。
90秒の中に、よくイロイロ詰め込めた、と、感心してしまいます。
このスタインラガー東京ドライのキャンペーン、10年前にスタインラガーPureという軽めのビールを投入した時以来の、大々的なキャンペーンだということ。
制作はDDBという本社をアメリカに持つ、NZで一番大きな広告代理店。これだけのものを作るんだから、かなーりお金使ったんだろうな〜!
ちなみに、メイキングを見ると、コンピューターグラフィックスの進化を堪能できます。楽しいです(^^)
このキャンペーン、んー、成功だったのかどうか、と言われたら、多分ビジュアル的には大成功だと思うんです。
でも、スーパーとかでは、本当に滅多に見ないんですよね。
スタインラガーPureが、今では完全に定着していることを考えると、東京ドライ、ちょっと出遅れている感があります。私も、前回のブログで言いましたが、特に
「飲みたい!」というビールでもないんですよね。みんな、そんな風に感じているんじゃないだろうか? これから、定着していくのかなあ?
まあ、ビデオのインパクトは大きかったから、これからじわじわ広がっていくのかもしれません(^^)
みなさんも、是非、「NZの持つ日本のイメージ」、チェックしてみてくださいね。
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