またまた男の子大興奮!? 港で働く可愛い車たち(木材積み込み編)

ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ 34/1000

Kia Ora!  うちだいずみです。

 

ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ、34個目の今回は、前回に引き続き、港のお話。私の地元・ポートチャルマーズで忙しくはたらく車たちを観察します。

 

前回のブログで、タグボートが貨物船を港に誘導するところ(奥)を拝見したんですが、これを見ながらもうひとつ、同時に楽しんでいたのが、この写真の手前部分↓

 

 

大きな木材運搬船が横付けになっていて、その周りでカラフルな車たちがちょこちょこと動き回っています。

 

 

黄色や赤や緑….. いや、実際は大きな車なんでしょうが、見晴らし台から見ているので、みんなオモチャみたいに見えて、すっごく可愛いんです。

 

どんなことをしているのかな?

 

左の黄色いトラックと、同じくでっかいアームのある赤い車は、木材をつかんで移動させる車に違いありません。

 

では、なんか平らなものを車の前につけている緑と黄色の車は、何をするんでしょう?

 

あ、黄色い車が、木材をいっぱいに抱え込んで、杭の打ってあるところに近づいてきます。

 

 

と思ったら、緑の車と、もう一台の黄色い車が、左右から走り寄ってきた!

 

 

黄色い車が下ろした木材を、左右からトントンと整頓しています!

 

今度は赤い車が、同じところへ木材を運んできた。

 

 

これも、崩れないように平らな面を斜めにしたりしながら、トントンと整頓させています。

 

 

 

 

最初の黄色い車、そして赤い車が行ってしまった後も、緑と黄色の車が何度もトントン、と木材を揃えています。どうやら、これで杭の上まで木材が積み上がったので、ここはこれで終わりみたい。

 

木材をきれいに並べるための整頓車だったんですね。それにしても、左右で同時にやらないと、かえって崩れてしまったりするから、ここは息を合わせるのが大切! 技術とコミュニケーションがちゃんとないと、うまくいかないはずです。

 

さて、きれいに整頓されたところへ、人がやってきました。木材を確認している様子です。

 

 

そこへ、クレーンが下りてきました。

 

 

ふたりで、縄をかけている様子です。でも、細い輪っかになった縄2本だけ。こんなんで大丈夫なのかなあ?

 

 

あ、持ち上げ始めました。やっぱり、この細い縄だけで重い材木をたくさん運ぶんですね。それじゃあ、崩れないようにしっかりすることが必要なはずです。

 

 

船の上には、大きな穴のようなものが空いています。その中へ、材木を運んでいくようです。

 

 

あ、見えなくなっちゃった。

 

この穴の中はどうなっているんでしょう? 絶対、きちんと積むための工夫がされているはずなんだけど・・・・

 

見えなくて悔しい!

 

・・・と思って、ググったら、なんと動画が上がっていましたよ! しかも、ポートチャルマーズの! こちらです↓

 

 

 

この動画によると、穴の中には、どうやら、材木を誘導したり、材木の山を平らにならす役目をする小さな車が入っている様子?

 

 

この車は、戦車のようなキャタピラーが付いているので、デコボコしたところを上手に動けるんですね。

 

そして、げんこつみたいなアームで、材木の位置・角度を調整している様子。

 

素晴らしい!

 

いろいろな車が、みんなプロの熟練のスキルを見せてくれて、とっても楽しいです!

 

それにしても、いや〜、なんでも分かっちゃうんだな、すごい時代ですね(^^)

 

*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~

 

もうひとつ、材木を「トントン」して揃える車、一体なんという名前の車なのか、調べに調べたんですが、どうしても分からなかったんです。

 

で、ポートオタゴに電話しようかどうか、考えていて、「あ、お向かいのピーターおじさんに聞けばいい!」と突如気づきました。

 

というのは、私の家はポートチャルマーズに近いので、港湾に勤めている人も結構住んでいるんです。ピーターさんは、今でこそ引退しているけど、ポートの偉い技術屋さんだった、と聞いています。

 

そこで、早速聞きに行くと・・・

 

「あー、あれね。あの、吊り下げる前に揃えるやつ・・何て言ったっけな。そんな気取った名前はなくって・・・・そうだ、LOG BUFFER(ログ・バファー)って呼んでるよ」

 

と、教えてくれました。

 

バファーというのは、緩衝するもののことを言いますので、材木がガチャンガチャンとぶつかり合わないように、緩衝する、っていうことでしょうか?

 

とにかく、一件落着。

 

ポート・チャルマーズでは、1日24時間、休みなく仕事が続けられています。

 

観光名所として知られている場所ではありませんが、実はオタゴ湾を見晴らすこの場所は、働く船や働く車を見るのにぴったりで、いつ行っても無料で見学できるわけです。

 

もともと、港町として繁栄し、今もダニーデンの主要産業であるこの港のお仕事。ダニーデンにいらっしゃる機会があったら、ぜひ、見にいらしてくださいねキラキラ 多分、特に男の子(年齢問わず)には大受けします!

 

あ、そうだ、大きな男の子が夢中になってビデオ撮っていたから、最後に証拠としてアップしておきますね(^^)

 

 

 

 

 

今日も港のみなさん、お仕事ご苦労様! 応援ポチッとしていただけると嬉しいですm(_,_)m

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