ニュージーランド、4週間のロックダウンの18日目でした。今日はイースターサンデー。キリスト復活の日は明日なのですが、その前日祭に当たります。この日は、キリスト教の国では、イースターエッグハントをする日なんです。
目次
イースターエッグ
毎年、デコレーションを施した卵を飾っているんですが、その卵がどこにあるか行方不明に・・・。久しぶりに新しく作ってみよう、とイースターエッグを作って飾りました。
こんな感じ。中身は空にしています。
デビッド・ボウイにはまっている娘は、ボウイをモチーフにした卵をを作りました。こんな感じ。
こういう細かい作業、ホント好きだよねえ、と感心しました(笑)
エッグハント
そして、毎年恒例のエッグハント。チョコレートの卵を庭のあちこちに隠し、娘がそれを探して行きます。雨が降らなくて良かった! 娘は14才なので、14個(キスチョコは2個で1つ)隠しました。こんな感じのところに隠したんだけど、わかるかな?
木のちょっとした窪みとか(娘は2回以上、気づかずに前を通りすぎた)。
お釈迦様のところとか。
車のタイヤの下とか。
ジムニーの風除けの隙間とか(娘は全然気づかなかった・・・簡単だと思ったのに?)
石垣の間とか。
茂みの中とか(これはかなり難しい)。
庭の野菜の間とか(ちょうどキノコがあって可愛かった。これは簡単)。
ハシゴの隙間とか。
薪の間とか。
かなり難しくしたので、ヒントもずいぶんあげました。チョコエッグに近づいていくと「あったかい、あったかい」、もっと近づくと「あつい、あつい」と言います。反対に、離れていくと「寒い、寒い」、全然関係のないところを探していると「冷蔵庫に入ってるみたいだな〜、凍っちゃいそうだなあ」などと言います。
それでも分からないときは、チョコエッグが見られるところに私が立って、「ここからだと見えるのにな〜」と言います。
20分くらいはかくれんぼできたんじゃないかな? 久しぶりで私も楽しみました。子供達、楽しんだかな?
ロックダウン・エッグハント #NZEggHunt
先週、ジャシンダ・アーダーン首相が提案した、卵の絵を窓に飾るという「エッグハント」。
ニュージーランドのあちこちで行われていて、首相のインスタグラムにも登場していました!
#NZEggHuntで検索すると、他にもたくさん出てきます。みんなの工夫が凝らされていて、とても暖かい気持ちになります。
そして、家の近くにもクリエイティブな人がいましたよ! 散歩していたら、道にこんなチョークメッセージが。
“HOW MANY EGGS CAN YOU FIND”(いくつ卵を見つけられる?)
この近くに住んでいる中学生くらいの女の子が、電信柱や道の上などに、10個の卵を隠してくれていたんです。会って話すわけじゃないけど、コミュニティっていいなあ、と思いました。
大々的にイースターをお祝いする家もありましたよ! きっと子供がいるのかな?
みんながあれこれ考えて、ちょっとずつ楽しくなることをしてる、というのがいいなあ、と思います。ロックダウンしていても、楽しみは忘れないでいないとね!
命日
今日は私の母の命日でした。母は非結核性抗酸菌症 という肺の病気で、肺の能力が普通の半分もないくらいで、最後は酸素吸入をしなくてはならず、とても苦しそうでした。今のコロナウィルスは、既往症のある人にとっては大変怖い病気。母が生きていたら、本当に心配だったなあ、といつも思います。
今日は瞑想時に、母のことを考えていたら、ふわっと「近くに母がいる」ような感じを思い出しました。いつも私を、心から安心できる気持ちにさせてくれた母。きっと今も見守ってくれるんだなあ、とありがたく思います。
世界中で今苦しんでいる高齢者の方には、みんなご家族がいて、面会もできず、さぞ辛い思いをしていると思います。弱い立場にいる方々が、苦しい思いをしないですむよう、早く収束することを祈ります。
Jojo Rabbit
今日の夜の家族映画は、イースターにかけたわけではないですが、ジョジョ・ラビット。ナチスドイツ下に生きる10才の男の子から見た、戦争、家族、愛をコミカルに描いた作品です。
この10才の男の子の「他の人には見えない友」がアドルフ・ヒトラー。しかも、コメディアンのタイカ・ワイティティが演じるとあり、かなり「大胆な冒険」をしたものですが、娘はものすごく面白がっていました(しかも見るのは2回目)。夫はドイツ人なので、ちょっと「こういう扱いにするのは、ギリギリ居心地が悪い」様子。私は、どうなるのかと思ったけど、以外に綺麗にすんなりまとまっていて、戦争を知らない若者層にも戦争の愚かさが伝わるいい映画だな、と思いました。
おすすめです!
それではまた! Stay home, stay safe! Ka kite ano!
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