Kia Ora! うちだいずみです。
2021年7月23日(土)に全世界で一斉に行われた 24HourProject 〜 Photographers for Social Change (24時間プロジェクト〜 社会変革を支援する写真家たち) に参加しました! 24時間、毎時間写真を撮って、それをSNSに投稿するという24時間写真マラソンキャンペーン。どんなものか詳しくご紹介しましょう。
目次
24HourProject とは?
24HourProjectは、写真によって世界の現状を映し、社会問題の啓蒙を促し、そのために動いているNGOを支援するキャンペーンです。
これまでに、避難民キャンプや貧村の女性などを応援してきて、今年は子供の権利を守るために活動している世界各国の団体(インド・ネパール・ペルー・イラン・メキシコ・ギリシャ・ウガンダ等)を支援しています。
2012年に20カ国、24都市から65名が参加して始まったこのキャンペーン、参加者の数がだんだんと増え、今年2021年は、95カ国924都市の、4125名の写真家が参加しました!
Photographer となっていますが、参加者はプロである必要はなし。カメラの種類も問いません。写真を24時間取り続ける情熱さえあれば、誰でも参加できる社会活動キャンペーンです。
どんなことをするの?
参加方法は簡単です。
1)登録をする。
参加表明をして、写真家としてプロジェクトに参加すると、写真家一覧に名前が出るようになります。こんな感じです↓
例えば同じ国で、誰が参加しているか等も検索できます。参加は無料です。
2)プロジェクトについて人に伝える。
自分の参加を周りの人に伝え、このプロジェクトの趣旨などを説明することによって、子供の権利について考えてもらう機会を作ります。また、ショップでTシャツなどを購入する、寄付をするなどのこともできます(私も少額ですが、寄付しました)。
3)キャンペーン当日、写真を撮って、ハッシュタグをつけて、SNSでシェアする。
今回のキャンペーンは、7月24日(土)の0時〜23時59分に、各国の地元タイムで行われました。
この日に、毎時間写真を撮り、SNS(インスタグラム、ツイッター、フェイスブックなど)にテンプレート通りに、ハッシュタグもつけて投稿すると、運営団体がチェックして、いくつかをシェアしていきながら動きを盛り上げていく仕組みです。
テンプレートは、以下のような形になります(例はインスタグラム)。
撮影時間、#都市名、#国名
タイトル
ストーリー
by @アカウント名 as part of the #24hourproject to support Children’s Rights and raise funds for @ResponsibleCharity. For more information visit @24HourProject#24hr21_都市名 #24hr21_国名
実際の投稿は、こんな感じです。
ちなみに、今年の写真テーマは General Human Conditions。一般的な人間の状態、ということですが、人間の現在のありかたに関係していれば、なんでもいい、と解釈しました。
4)写真展に参加する。
写真撮影キャンペーン日が終わったあとに、どうやら写真展が開かれるそうです。米国、オーストラリア、メキシコ、フィンランド、イラン、ベエズエラなど、26箇所で行われるということなのですが、ここにどのように参加するのかなどは、私にはまだ分かりません。誰かが写真を選ぶのかな? 参加料がかかるのかな? その国の人しか参加できないのかな?(NZでは開かれない様子)。また詳細が分かったらご報告しますね。
私の24枚をご紹介します!
それでは、私の撮影した24枚(つまりは、私の1日)、そして考えていったことをご紹介していきましょう。
00:51 港町の夜1(ポイントは、0時までに寝ておくこと!)
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いよいよ24時間プロジェクトの始まりです!
その前に、私は23日(金)の20時〜22時に、軽く仮眠をとりました。本当は24時まで寝たかったのですが、家人との兼ね合いで2時間弱しか時間がとれませんでした。でも、寝ておいて本当に良かったと思います! 夜中、とてもキツかったので、次に参加するとしたら、絶対24時まで4〜5時間がっつり寝て、備えようと思います。
今年のテーマは「人間のあり方に関わるもの」なので、ダニーデンの街に行って人を撮影するのが一番それらしいのですが、フライデーナイトの街にひとりで繰り出すのはチョットためらわれました(酔っ払いが多いので)。
そこで、自宅近くの港町、Port Chalmers に行くことにしました。町の中には人はいないと思いましたが、港は一晩中動いているはず。
港を見下ろせるところから、街並みなどを撮影しているうちに、動く人影が! 木材を貨物線に積み込んでいるところでした。
家を出たのが0時半ごろ、撮影を始めたのが0時40分、撮影をひと段落して、車に戻って編集をしてアップしたのが1時くらいでした。
01:29 港町の夜 2(既に眠くてたまらない・・・)
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私の夜対策は、「0時45分くらい〜1時15分くらいに撮影、2時45分〜3時15分に撮影、4時45分〜撮影」というように撮影時間を取っていけば、撮影と撮影の間に1時間半とれて、休むことができる・・・というものでした。
最初の投稿をし、1時を過ぎたので、撮影を再開。港のコンテナ置き場とクレーン、そしてオフィス。誰かいないかなあ、と思いましたが、見つからず。撮影を終了して帰宅し、編集してアップしましたが、既に2時くらいになってしまい、「これは・・思ったよりも休み時間が取れない!」と焦ります。とにかく、めっちゃくちゃ眠かったので!
写真、ちょっと暗かったかな〜。編集に時間が取れないことも、計算してなかった点でした。
02:48 瞑想(セルフタイマー)
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ほぼ2時に休みに入り、ほんの30分ほどちょこっと寝をしようと試みますが、ほとんど眠れず。また撮影予定時間(2時40分くらいだった)になったので、しぶしぶ起きて、瞑想ショットを撮りました。
私は、普段、自撮りは滅多にしないのですが、他に撮影できる人はいない。それに、人間の状態として瞑想はいいテーマだと思って、予定通りセルフタイマーで撮りました。
しかし、自分の瞑想しているところは今までもちろん見たことがなかったので、写真を見て「がーん」。なんか、穏やかに瞑想してる感がない・・・・疲れて目を閉じてるという感じ!(←現実) これをアップするのか!?
躊躇しましたが、他に選択肢がないので、モノクロにして出しました。
03:21 祈り(セルフタイマー)
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あれよあれよと時間が経ってしまい、もう次の写真を撮らなくては! そこで、祈りをテーマに、我が家の祭壇で祈っているところをセルフタイマーで撮影しました。
最初は、自分の横顔も入れて・・と思ったのですが、瞑想シーンの自撮りですっかり気がくじけ、手だけに(笑) 光の当て方とかをあれこれ試しているうちに、これも結構時間をとってしまいました。
04:51 満月とストリートランプ
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3時を過ぎた頃から、本当に眠くて眠くてたまりませんでした。これからさらに車を動かしながら撮影することを考えると、ちょっと休むことが何よりも大事!と思い、3時45分から4時半くらいまで、再び横になりました。
起きたくなかったですが、これからは「朝焼けをとるんだ!」と思い、今後は休み時間なしで行くぞ、と気合を入れました。
明け方の夜空を撮りたかったので、セッティングを確認したり、レンズを揃えたりしているうちに、4時50分に。慌てて家を出たところで、ライトが綺麗だったので、「もう時間がない! ここで撮影だ」とパチリ。
満月が左、ストリートランプが右です。どちらも明るいけど、写真だとランプの方が目立ちますね!
05:43 フェアリーランドのような夜の町
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星を撮りに、海へ行こうと思っていたのですが、その途中にある港町 Port Chalmers のもうひとつの展望台も行ってみたい・・と思い、ちょこっとチェック、のつもりで寄りました。
そして展望台に行ってみたら、今まで見えていた町の様子と何かが違う! 妖精の出てくるフェアリーランドのように、小さな家の周りに灯りが点々と灯っています。これは、最近ストリートランプがLEDに変わったからかな、と気づきました。
港も綺麗! すっかりハマって、30分以上撮影をしてしまいました。このショットは、お気に入りです。
でも時間との闘いも忘れずに! 早く海に行かないと、星空が見えなくなってしまいます!
06:29 マタリキ(プレアデス星団〜マオリの新年を告げる星)は見えたけど・・・
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海での目標は、マタリキを見て、その位置と時間を確認すること。オタゴ半島の入り口にあたるアラモアナという海岸に行って、オリオン座、そしてその延長にあるマタリキ(プレアデス星団ー左下の方の、小さな雲の下に見えます)は確認しました。
が・・・。この日は満月。月の明るさで、星があまり見えません。長時間露光をしても、空が明るく写るばかりだったので、満天の星はみられませんでした。
しかし、ちょうどいい場所にキャンピングカーがいたので、星空と人間活動、という意味では写真になったかな、と思います。
07:08 朝焼け
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満月が南の空に沈んでいくのが見えたので、そうだ、明け方の街と月の絡みで撮影しよう!と思い立ちました。そこで、月を見ながら車を走らせていて、ふと振り向くと、逆方向から朝焼けが迫ってきていました。
ああ、朝焼けも綺麗だなあ、太陽を撮るなら逆方向だなあ、と思いましたが、今日は「人間活動」を撮るのがテーマ。やはり街に行こう、でもその前に、ちょっとだけ・・と車を止めて撮影したのが、このボートのショットです。
08:25 ファーマーズ・マーケットのマリーさん(朝ごはん美味しかった!)
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月を延々と追いかけて、建物の後ろに月が見える場所を探したのですが、どうもイマイチいい場所がない・・・そのうちに、月が沈んでしまいました。
残念。疲れたからコーヒーでも飲もうかな、と思っていると、人だかりが。
そうだ! 今日はファーマーズ・マーケットの日です!
最初に目指したのは、友人のマリーさんの、プラント・ベース・バーガー屋さん。テンペ、野菜ピクルス、スパイシートマトソース、それにバーガーを包むパンケーキも全て手作り! 本当に美味しいものを、久しぶりに食べさせてもらった気持ちです。
朝ごはんだけで、1日分の栄養が取れたと思います! ありがとう、マリーさん。
09:03 ファーマーズ・マーケット
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さ、朝ごはんも食べて、買い物もして、家に帰ろうかな・・・と、この時点で気が緩んで、24HourProjectのことを失念している私。
ですが、時計を見て「あ、もう一枚撮らなくちゃ!」と気づき、急いで撮ったのがこちら。もうちょっと粘れば、いろいろ良い写真がたくさん撮れるはずファーマーズマーケットですが、体力温存のため、ちょっとスナップしてから帰路につきました。
10:56 仕事する夫(投稿の失敗もありました・・・)
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帰宅したのが9時半ごろ。さあ、これまでに撮影はしたものの、投稿できてないものが溜まっています! 本当は、毎時間撮って、毎時間投稿すべきなのか、と思うんですが、ごめん! 今まとめて投稿させてもらいます!
そもそも、#24HourProject で検索しても、最初の数時間はほとんど投稿なし。これは、ニュージーランドが世界のほとんどの国よりも日付変更線に近いところにあるからで、我がニュージーランドチームは世界のトップバッターなのです。
オーストラリア・アジア勢が続いてはいるので、一緒に混ぜてもらいましょう!
投稿が終わったところで、ちょっとホットしたところ・・・。
「ママ、7時が抜けてる」と、私のインスタをチェックしていた娘の指摘!
ががーん。そうなのでした、写真編集などを全て終わらせてから、まとめて投稿したつもりだったのですが、5時、6時、8時、9時・・・と1個抜かしてしまったのです。
どうしよう・・・投稿には、すでに70個くらい「いいね」がついてるけど・・・。
やっぱり24枚完成したい! ということで、数枚を消して、再投稿しました。
なんだか、いろいろ予想できなかったことがあるなあ、と感じたのでした。
そんなこんなしているうちに、あっという間に11時になってしまう! 慌てて、外で仕事をしている夫に「顔出さないから、撮らせて!」と頼み込んで撮ったのが、この1枚です。
「君が写真を撮って遊んでいる間に、僕は朝皿洗いをして、洗濯をして、洗車をしている・・・まあよくある話だね」
と、嫌味を言われつつ・・・・(笑)
11:21 庭仕事をするピーター(お隣さんシリーズ・その1)
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私は、昼の間は家にいたい、と決めていました。そして、うちのご近所さんの日常生活を撮ろうと。ご近所さんは、いつも私たちにとても親切にしてくれるのですが、改めて写真を撮る機会がなかなかなかったので、これもいい機会だと思ったのです。
最初は、お向かいのピーターさん。他のご近所さんが誰もいなかったのですが、ピーターさんがいて良かった!
雨の日も晴れの日も、毎日何時間も庭仕事をしている、ベテランのガーデナーです。元々は港で働くエンジニアでしたが、現役の時も、引退してからも、ずっと毎日庭仕事をしています。
ピーターさんの作る新ポテトは最高です!
12:02 フェイ(お隣さんシリーズ・その2)
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ピーターさんの撮影がちょうど終わる頃、奥さんのフェイさんが帰宅しました。やった!
でも、まだ11時45分です。このチャレンジの面倒なところは(←)、まとめて撮影ができないところ。なので、「24時間連続撮影チャレンジをしているので、15分たって、12時になったら撮影させて!」とお願いしました。
フェイさんは、76歳の今も、現役の漕艇選手。天気が良ければ、朝6時ごろからボートを漕ぎに出かけています。
フェイさんがボートを漕ぐクラブに入ったのは、50代の時。以来20数年、マスターズゲームなどで多数の優勝をし、「80歳になってもボートを漕いでいるのが目標よ」と言います。
フェイさんのために、マスターズゲームは「80歳以上カテゴリーを作らなくちゃならないかもね」などと話されているということ。
私もこんな風に元気なシルバー世代になりたいと思っています!
13:56 ピーター&パム(お隣さんシリーズ・その3)
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12時台の最初に撮影ができたので、投稿をしてから、13時台の後半まで休憩をしました。
それからまた、別のご近所の家に行って、撮影をお願いしました。
今度は、ピーターさんとパムさんというご夫婦です。いつも親切にしてくれて、クリスマスに招待してくれたり娘を預かってくれたりと、私たちにとっては特別なご夫婦です。
15:44 アニーちゃん(と顔を出していない娘)
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夕方まで、できるだけ自宅で過ごしたかった私は、今度はモルモットのアニーちゃんと娘を撮影することに。
夫と同様、娘も顔出しは嫌がりましたが、協力はしてくれました。人間のあり方に、ペットはもちろん関係してますよね?
16:10 ジュディス(お隣さんシリーズ・その4)
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出かけていたもう1人のご近所さん、ジュディスが帰宅しました。私はそろそろ家を出ようと思っていたのですが、せっかくの機会なので、ジュディスさんも撮影させてもらうことに。
ジュディスさんは、いつも綺麗にメイクアップして、きちんとした格好をしているのですが、実は亡くなった夫のマーティンさんと一緒に、何十年も真冬のバイクラリーに参加していたハードコアな女性。曲がったことは大嫌いで、今もガソリンスタンドで仕事をしています。
17:14 満月が昇ってきた
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さて、この日は満月でした。しかも、月の出が夕焼け時に重なっています。
私は、海から昇る月を撮りたいと思っていて、それも、何か前景にモノがある風景を撮りたいと思っていました。そのため、自宅から30分くらい車で移動した場所に行き、砂丘を歩いて越え、月の出を待ちました。その結果が、こちらの写真です。
5時10分の月の出から間も無く、ピンクの美しい月が昇ってきました。最初はうっすらと。そして高く上がるにつれて、輝きを増していきました。
カモメが月の周りを飛んでくれるかな、と思ったのですが、風が強かったためにイマイチ岩場にいる数が少なかったです。この写真は、カモメが一番数多く、はっきり舞っていたもの。
犬を連れて散歩に来ていた人がみんな、「写真、上手く撮れた?」とか「私の携帯じゃ十分撮れないわ!」など、声をかけてくれました。
人は写ってないけど、私にとっては「人間」がたくさん関わっている写真です。
18:11 ストリートフォト(唯一の・・・)
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満月の撮影が上手くいったので、満足して帰路についた私。相変わらず、月を追いながら自宅近辺まできて「あ、まずい。帰宅したら、また身近なものを撮らなくちゃならなくなる!」と気づき、街に戻りました。
オタゴ大学生の集まるあたりで待っていたら、ちょうど赤い服を着た学生が、赤いスクーター、赤いライトの通りを通ってくれたので、車の中から撮影しました。
実は、ダニーデンからはもうひとり、24時間写真プロジェクトに参加している写真家・マーク・マクガイアさんがいました。マークさんが、ハッシュタグ#24hr21_dunedin をつけていたので、「お、やってる!」とわかったのです。
彼は、見ている限り、すごくセンスのあるストリート写真をずーっと撮り続けていて、「マーク! 家に帰らないつもりなの? 疲れないの?」と思ってました。このペースで、このクオリティの写真をアップし続けるのはすごいな、と思います。是非、クリックしてみてみてくださいね。
24時間プロジェクトが終わったあとに(やってる最中は、他の人にコメントをしている余裕がない・・・)、マークさんと何度かやりとりをしましたが「大変だった・・・目を閉じたら寝てしまいそうだった。疲れれば疲れるほど、何をするにも時間がかかるようになった」と言っていました。やっぱりみんな、大変だったんだな!
19:55 バーリー(もう、とにかく撮影してアップしよう・・)
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自宅に帰り、投稿を続けて、ご飯を食べたりしているうちに、またあれよあれよと時間が経ってしまいました。
わあ、もう8時になってしまう! 何も撮ってない! ということで、最後の「家族写真」は娘のぬいぐるみ・バーリーちゃん。家族全員、協力ありがとう!
20:59 KPP@クラウン・ホテル(その1〜この先は、もうここで・・・)
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この夜は、夫のバンド Koputai People’s Party (KPP)が、ダニーデンの歴史的ミュージックパブであるクラウン・ホテルでライブをする日。なので、夜のパートはバンドフォトにすることに決めていました。
ホテルの外観を撮影しようかなあ、と思ったのですが、そのあたりはとても静かで、ちょっと環境が悪いというか・・・。カメラを持って歩き回る気がしなかったので、そそくさと中に入りました。
3つのバンドが参加したんですが、こちらはKPPではなく、最初のバンドのブリージーさん。観客をフレームにして。
21:53 KPP@クラウン・ホテル(その2)
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クラウン・ホテルの中は、過去にライブを行った歴代のバンドのポスターなどが飾られており、カッコいいのです。そして、ライティングも雰囲気があって、素敵。
Koputai People’s Party のライブは、こちらで片鱗をみられます(あまり良い映像じゃないですが!)。
22:24 KPP@クラウン・ホテル(その3)
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「僕の手だけだったら写していいよ」と夫が言っていたので、マンドリンを弾く手を写してみました。夫、2回も登場(笑) ソーシャルメディアが大嫌いな人なんですが(笑)
23:00 KPP@クラウン・ホテル(その4)
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最後は KPPのボーカル、スコットさん。暗い中でも、後ろから光が当たった形で輪郭をくっきりさせました。あとで編集時に、モノクロ風に調整。
11時半、次のバンドの演奏がまだ続いている中、帰宅して、最後の投稿を続けました。疲れていたんですが、この頃には、アドレナリンがキックインしていて、1時くらいまでコンピューターに張り付いていました・・・。
24時間プロジェクトを終えた感想
まず、プロジェクトの趣旨である24時間撮影が出来たことに、達成感がありました。思ったより体力的に辛かったし(特に最初の6時間)、後半のアドレナリンラッシュは、自分でも「ちょっとやばいな」というくらいハイになっていました。
が、メディアの世界にいると、「締め切りあるから絶対やらなくちゃタメ」とか、「今晩しか時間が取れないから、徹夜でやったる」という状況に陥ることは結構あるので、「あ〜、なんか懐かしいなー。こういう感じだよな」とも思いました。
これをずっと続けるのは、もう無理ですが(笑)。
いくつか、自分で思うところもありました。
ーいい写真も何枚かあったけれど、クオリティ的に妥協したこともあった。妥協をしないで済むようにするには、もっとプランニングが必要。
ー今回はデジタル一眼レフカメラで撮影し、コンピューターで編集して出す、ということをしましたが、おそらくやりやすいのは、携帯で撮影して、すぐにアップする方法。その方が時間の節約になることは間違いないと思うので、来年はどの機材を使うか、もう一度考えてみたい。
ー24枚を並べて見ると、スタイルに統一感がない。ポートレイトからバンド写真、自然写真なども混ざっていたので仕方ないけど、もうちょっと統一感とクオリティの一致があると良かったなあ・・・。これは撮影対象を絞ることで達成できるのかな?(ただし、これを気にしているのは、おそらく私ひとりで、主催者も見る人も、どうでもいいと思うだろう)。
ーただ、バラエティのある写真が撮れたこととか、海や町やマーケットや自宅など、24時間のうちに様々な場所にがんがん移動して、それなりの写真が撮れたことは、良かった。
この長い長いブログを読んでいただいて、写真も見てくださったあなた、ありがとうございます!
良かったら感想も教えていただけるととても嬉しいです。
また、来年・・・挑戦してみようかな!!!
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