IELTS試験、準備期間6日間でバンドスコア8。「これだけやった」超短期決戦の勉強法を公開します  

Kia ora! うちだいずみです。

私は先日、国際的な英語テスト IELTS(International English Language Testing System)を準備期間6日間で受け、バンドスコア8を獲得しました。

ネイティブでも苦労するというこの試験で、超短期で出来るだけ点を取るために何を準備したか、私がとった特攻戦略をまとめました。「これを見ておくといい!」という動画などをご紹介しますので、IELTSの勉強している方の参考になれば幸いです。

Contents

なぜIELTSを受けたのか

2020年10月。テレビ番組のコーディネイター業を最大の収入源としていた私は、COVID19のために仕事がなくなり、2021年の見通しも立たないので、「来年は学生に戻ろうかなあ」と遅ればせながら考えました。

そこで色々調べはじめたのですが、ニュージーランドではどの学科も IELTS(International English Language Testing System)の点数を提示して、英語力を示すことが求められている様子。

実は以前(20年くらい前)、友人から「面接や普段の仕事次第で、IELTSなどの英語テスト結果は出さなくてもいいらしいよ」と聞いていたので油断していたのですが、調べるうちに「こりゃー、試験なしというわけに行かなそうだな」という雰囲気が画面から伝わってきました。そこで「よし、とりあえず受けよう!」と決めました。

11月15日(日)のことです。

もし、大学あるいはポリテク(専門学校)に願書を出すなら、早いうちにしなくてはなりません。なので、一番早く試験を受けられる日を探したら、11月21日(土)でした。

じゃ、これで行こう。

試験日は6日後です。

【1日目】IELTSはどんな試験かをざっと探る

急に受験を決めたので、IELTSがどのようなものか分かっていません。そこで、申し込みを決めた日は、まず何のテストがあるのかをザッとみてみました。

試験の内容は:

ーReading
ーWriting
ーSpeaking
ーListening

の4分野に渡り、それぞれにおいて1〜9段階の評価がつきます。そして平均評価であるバンドスコアというのが、大学などで提出を求められるものです。オタゴ大学やオタゴ・ポリテクニック(専門学校)などで求められているのは、バンドスコア6.5。ここが私の最低限の目標となります。

Reading:模試をしてみる

まず、自分ができそうなReadingの模試を受けてみて、どのくらいのレベルの文章で、どんな問題が出るのかをチェックしてみました。

IELTSの模試は無料でオンラインに沢山あるのですが、私が受けたのはニュージーランドの公式IELTSサイト(試験の申し込みもここでした)内のものです↓

テストはコンピューター上でクリックしながら出来て(私の受けるテストは紙に回答を書かなくてはならない)、60分・4問題文・40問と分かりました。

結果は時間配分を間違って、4つめの問題文の最後をろくに読めず、立て続けに間違い。40問中4問間違えました。

自分の予定では「Readingはきっと問題ないから、60分の問題でも45分くらいでできて、15分は見直し。全部正解できるな」と思っていたのですが、とんでもない。時間は足りなくなるし、間違えるしで、これは思ったより難しい・・・と褌を締め直します。ただ、自分の目標であるバンドスコア6.5に行くには、おそらく今のままでも大丈夫なので、練習する時間は取らなくても良い、と思うことにしました。

Listening : 模試をしてみる

これも、ニュージーランド公式IELTSサイト内の模試をしてみました↓

コンピューター上でクリックしながらできて、30分で24問。10分で終わり、残りの時間、好きなページに戻って聞き直したりできたので、楽に全問正解。これはリスニング、楽勝だな、と思ったのが大間違いの元でした。

というのは、実際のテストでは問題文を聞けるのは1回だけ。それに30分で24問ではなく、40問! その後、問題文がかかれたシートに記入しておいた回答を、追加の10分で紙に書き写すという試験スタイルだったのです。

このことに気づいたのは、これから数日後・・・ったく、公式サイトのテストなんだから、もうちょっとリアリティのある模試にしてほしいです!

Writing : IELTSライティングの基本は? TASK2 導入書き方動画を見る

 

IELTSについて書かれたサイトなどを見ると、みんなライティングが難しいと言っています。

IELTSのライティングは2問で、TASK1 とTASK2と呼びます。60分の時間制限内のうち、TASK1(最低150 words)に20分、TASK2(最低250 words)に40分かけよ、ということ。40分もかけて250ワード書くんだ!とそのことにビビりました。

特に、構成が大事と書かれているので、YouTubeでIELTS writing で検索し、人気のありそうな「TASK2のライティング導入部分の書き方」という動画を1つ見てみました。

 

 

この先生は、122万人ものチャンネル登録者がいる超人気講師。とてもフレンドリーで、しかも動画の構成や論理がとても分かり易かったです。

この動画によると、ライティングは

導入

ボディ(1〜4段落)

結論

という構成にしなくてはいけないということ。そして、普通、文章の導入文は、

The hook(掴み)

Background statement(背景)

Thesis statement(主題 / 結論)

となるはずだけれども、IELTS ではhook(掴み)は点にならないので、書かなくていいという衝撃のコメントが!

マジですか!! 私はメディアの世界の人間として、いつも「掴み」に超エネルギーを注ぎ込んでるのですよ。それが要らないとは!! 

その代わりに、導入の最初に書くべきは Background Statement (背景)。これはIELTS では「問題を言い換える」ことに相当するそうです。問題文を他の単語などを使いながら言い換え、言い換えたくない単語は – ing などをつけたりして形を変えればいいということ。

そ、そんな、機械的でつまらないことするんですか! 

背景の次は、thesis statement (主題/結論)を書くということで、これは、提示された内容に対して自分の意見を明確に述べ、さらに本文(BODY)へと繋げる内容=意見の根拠の示唆、を書くそうです。

背景からthesisへの繋ぎとして、動画では In my opinion (私の意見では)を使っていたけれど、もう少し繋ぎ言葉となる語彙を増やしておきたいな、と思いました。

導入部分は、長めの1文か、あるいは2文〜3文で、単語数は35〜55wordsが適当ということ。導入をサクッと終えて、BODYをしっかり練ることが大事と話していました。

いやあ、この動画を見て「IELTSのライティングというのは、クリエイティブに書くということが求められているのではないのだ」ということがようやくハッキリ分かりました。そうだったのかあ。

じゃあ、何を求められているのか、ちゃんと知っておかなくてはならないな、と、次の動画を見ました。

Writing:TASK2の採点基準は何か? 解説動画を見る

 

IELTSのライティングでは、「これをクリアしていたらこれだけ点をあげる」という基準を満たさないといけないのだな、ということが分かりました。

そこで、「ちっ、物書きにはつまんない作業だな」と思いつつ、仕方ないので点を取るために何をすればいいのかを探ることにしました。

そこで出会ったのが、こちらの動画です。

 

E2 IELTS のチャンネルは、登録者が80万人以上とすごい人気だけど、流石にいい先生が揃っていて、参考になる動画が多かったです。

特にこの「採点基準解説」動画は数回見ました。1日目に理解したポイントは以下の通り。

採点基準1=Task Achievement 課題に応じる上では:

1)質問を良く読み、分析し、質問の全てに答える。
2)自分の考えを十分に展開する(数量などで具体的に例を出すのが良い、と他の動画で言ってた)
3)自分の意見を最初から最後まで一貫して述べる。

続いて

採点基準2=文章の流れと一貫性に関しては:

1)代名詞、言い換えなどを使い、繰り返しを避ける。
2)文章の繋ぎ方を間違えない(接続詞などに注意)。
3)段落を論理的に分け、繋げる。

さらに

採点基準3&4=語彙・文法に関しては:

1)幅広く
2)間違いを少なく

特に語彙は「使うと頭良さそうに聞こえるやつ」あるいは「長い単語」をインプットしておく必要があると分かりました。そこで、過去問と模範回答をこれから毎日読んで、間違いやすいスペリングを確認する必要がある、と思いました。

Twitterで受験宣言

もうひとつ、1日目にしたのは「Twitterでの受験宣言と、ヒントのシェア」です。私は普段、英語についてはあまりツイートしていないのですが、IELTSの勉強法など、動画で学んだことが目から鱗だったので、他の受験者の役に立つかもしれないな、と思い、シェアをはじめました。

そうしたら、いろいろな方から応援コメントやヒントをいただくことができ、とても嬉しかったです! 応援・コメントをくださった皆様、ありがとうございます!

【2日目】Writing TASK1 を勉強

受験日まで残り日数が少ないので、以下のような予定を立ててツイッターでも宣言し、勉強していくことにしました。

https://twitter.com/KagiyaIzumi/status/1328167367055089670

TASK1の求めるものを完全に誤解

月曜日の今日は、Writing TASK1を勉強する日です。TASK1では、グラフなどが問題として与えられ、それについて20分で150ワード書くらしいので、まずはIELTSの模擬問題と模範回答例を沢山上げてくれているこちらのサイトから1問やってみました。

コカコーラの売り上げを示す円グラフと線グラフがあり、これについて書くんだな、はいはい。サクサクっと書き終わって答え合わせをしたら、全然違うのです!

というのは、私はグラフから想定されること(コカコーラの消費量が98年初頭をピークに下がってきているのは、この頃から白砂糖の弊害について一般的に言われるようになってきたからではないか、というようなこと)をつらつら書いていたからです。

グラフから得られない情報を使った想定は、一切必要ない、いや、マイナスになるらしい! つまり、グラフから「考える」のではなく、グラフの内容を「ただ記述」しなくてはならない、ということを知り、「いや〜、危ない、勉強してなかったら9点満点中2〜3点くらいしか取れなかったな」と冷や汗。

これも採点基準を知らなくては絶対に攻略できない、と知り、すぐさま採点基準を解説した動画を探しました。

IELTS Writing TASK1 採点基準はココ!

前日も見たE2IELTS、今度は JAY先生が解説している「ライティング タスク1で8+を取るための最高のヒント集」を見ることに。

 

これを見てビビったのは、このネイティブスピーカーで英語の先生でもあるJAY先生が、「IELTSを3回受けて、Reading, Listening, Speakingは全て満点だったのに、Writing だけは7.5以上とれなかった」と語っていたこと。ひえ〜、そんなものなのですね。

しかし、JAY先生が「Writingで8以上取れるようになったのは、採点基準を徹底的に研究してから」と語っていたので、「よっしゃ、私にとって必要な動画にたどり着いたね、これは!」とガッツポーズ。

私がこの動画から学んだのは、以下のようなことでした。

採点基準1=Task Achievement (問題に対して回答をしたか)
最初の段落ではGraph Descriptionをする(これがどのようなグラフなのかを記述する)。提示された質問を、自分の言葉で言い換えるということ。良く読んで、そのままの同じ内容を言い表す。それから回答をしていく。

 

採点基準2=Coherence and cohesion 
これはStructure and Flow(構成と流れ)と言い換えると分かる。

構成は:

1)Graph Description -copied from originals (グラフをそのまま記述すること。上記の通り、提示された質問内容をコピーして言い換え)
2)Overview ー no numbers(概要の提示。ここでは、具体的な数値などは入れない) 
3)Key features described with numbers (グラフから読み取れる特徴的な内容を、具体的数値を入れて記述)

結論は必要なく、ただひたすらに記述すればよい。

良い流れを作るには:

1)代名詞で言い換える。
2)to … from …., ….. ing, meanwhile…., when …., With regard to… などを使い、文章を単純な構成ではなく、スムースな流れのあるものにする。

 

採点基準3=Lexical resource
これは、Vocabulary(語彙)のこと。Range(幅広い語彙) と precision(正確な用途) が採点基準とされる。

Range(幅広い語彙)に関しては:

ー同じ言葉を繰り返すのはダメ。同意語を使ったり、違うフォームにしたりする。「これだけ色々な言い方ができるもんね」とアピールする。

しかし、同時に、難しい言葉を使えばいいのではなく、Precision(語彙を正確に使うこと)が重要。そのためには、

ー自分が熟知している言葉だけを使うこと。

 

採点基準4=Grammar, Range and Accuracy(文法、文章表現の幅、正確さ)

文法的に、幅広い文を書けることを示す必要がある。具体的には、従位接続詞、関係代名詞、関係副詞、疑問代名詞、疑問副詞、could、would、仮定法などの使用で、洗練された文章に。

以下の表の単語を使うように(これらが存分に使われていないと、文法分野では4以上取れないので注意)

 

JAY先生の自己評価では、「自分は分かりやすい文章が何より大事だと思っていたので、単純な文章群になっていたと思う。しかし、様々なスタイルの文章を書くことがここでは求められていた」ということです。

動画のまとめは、以下の通りでした。

まとめ:
1)最初1分間かけてグラフを完全に理解。特に特徴的なところを探す。
2)鍵となること特徴的なことだけを記述(些細な事は書かない)
3)書き始める前に構成を考える。
4)文を書く前に頭の中で文を作る。
5)同じ単語を繰り返さない。
6)知っている言葉だけを使う。
7)従属節などを使い倒す。

私には、大変に役に立つ教えでした。この視点をもって、さらにIELTS TASK1の模擬問題と模範回答例を次々に読んでいきました(もう、自分で書く練習はしませんでした)。

注目していたのは、線グラフ、円グラフ、棒グラフ、表など違う問題形式のものを探し、それに対する回答を読んで、どのような語彙や表現を使ってグラフや表、時間の経過などを表すか、またつなぎの言葉(Flow)として何が使われているかをメモしていきました。こんな感じです。

https://twitter.com/KagiyaIzumi/status/1328276282107281408

この日は、これで終了です。

【3日目】Speaking の傾向と対策を練る

3日目は、予定通り、Speaking の対策をすることにしました。

何をするか分からないので、まず、バンド9(最高点)を取る人は、どのような話をするのかを見てみました。

これを見て思ったのは、「なんだか随分いっぱい喋るんだなあ!」ということ。ひとつの質問に対して、ひとつの回答をするのではなくて、いくつもの文で答えています。でも、ここまでの流れで、もちろん、たくさん喋ればいい、というものではないと想像できます。

IELTS Speakingのテストの流れを知る

上の動画は、Speaking Testを最初から最後までデモンストレーションしてくれたので、大体の流れは分かりました。

スピーキングテストは3つのパートに分かれています。

パート1は4〜5分かけて、名前を言い、日常的な質問に答えるとのこと。代表的なものは「あなたの住んでいる家はどんな家ですか」「どの部屋が好きですか」「その理由は」など(←これが本番で出た)。「学業あるいは仕事について聞かれる」「住んでいるところについて聞かれる」「出身国について聞かれる」などパターンがあるらしいので、あらかじめ回答を用意しておけば、間違いなく回答できるところでしょうが、時間がないので、その場判断で会話することに。

パート2は、キューカードと言われる質問の書かれたカードを与えられ、それについて1分間考え、続いて1〜2分のスピーチをするというもの。これはちょっと練習しておく必要があるな、と思いました。

パート3は、パート2に関する質問について回答するというもの。これはパート1よりも抽象度の高い議論になるそうです。抽象度の高い議論は好きなので、まあ、大丈夫かな、と思いました。

Speaking キューカードについて調べてみる

キューカードを与えられてから、1分考え、スピーチをする。これは何がポイントになるか考えて置く必要があると思い、YouTubeで探してみました。

このKeith 先生は、IELTSのスピーキングに特化した先生で、35万人ほどのチャンネル登録者がいます。

とても分かりやすく話してくれるのですが、Speakingのヒントとしてたくさんの表現などを教えてくれるので、かえって「これも覚えなくちゃ、あれも覚えなくちゃ」と難しく考えるようになっちゃうんじゃないか?とも思いました。

この動画から学んだことで一番大事なことは、「キューカードに書かれている内容を、全てスピーチに反映させる必要はない」ということ。

質問文に関係することだけで良く、ヒントは使っても使わなくても良いということです。

1〜2分のスピーチということで、時間配分を学ぶために、数回練習もしました。

Speakingの採点基準をチェックしておく

これまでと同様、採点基準も読んでおきました。こちらも4つの基準がありました。

IELTS スピーキングの採点基準

採点基準1=Fluency and Coherence(流暢さと内容の一貫性)
採点基準2=Lexical Resource(語彙)
採点基準3=Grammatical Range and Accuracy(文法の幅と正確さ)
採点基準4=Pronunciation(発音)

この中で、

1の「流暢さ」とは、つまりはライティングの「流れ」に当たるものかな、と理解しました。

2の「語彙」は、今さら増えないので、とりあえず放置。

3の「文法の幅と正確さ」に関しては、ライティングと同様、「従位接続詞、関係代名詞、関係副詞、疑問代名詞、疑問副詞、could、would、仮定法などの使用で、洗練された会話を」ということだな、と理解しました。自分が普段、複文を作って話しているかどうか、などということは、もちろん意識していませんが、「文章のバラエティを意識する」ことにしました。

4の「発音」も、今さらしょうがないので、はっきりゆっくり話すことを心がけておくことにします。

全体に、SpeakingとWritingは同じようなことを違う形式で求められているのだな、と思いました。

Fluency(流暢さ)を生み出すための語彙や表現をチェック

上記のKeith先生の動画のひとつ(多分・・・どれか忘れてしまった)で、Fluencyを生み出すための語彙のまとめがあったので、ご紹介します。こういうのを使うと「それっぽく」話せるんだな、ということで、心に留めておいてください。

意見を述べる:
I mean, honestly, to be honest, without doubt, absolutely, I reckon, I’d say, I suppose, in my eye, in my view

話を始める:
First of all, for starters

情報を加える等:
Another thing is, To my knowledge, On top of that, As long as I know

強調する:
As a matter of fact, Actually, I’d go as far as to say

例をあげる:
For example, you can see this with

比較する:
However, That’s said, At the same time

明瞭にする:
If we are talking about ..

結論する:
Finally, In a nutshell, All in all, Overall

強調する:
As a matter of fact, Actually, I’d go as far as to say

例をあげる:
For example, you can see this with

比較する:
However, That’s said, At the same time

明瞭にする:
If we are talking about ..

結論する:
Finally, In a nutshell, All in all, Overall

 この日はここまでで終わりです。

【4日目】Writing Task2 の傾向と対策を練る

4日目は、Writing Task2を勉強する日です。ここは多くの人が「一番難しい」と言っているところなので、ポイントをしっかり見ようと思ってました。

Task2には、少なくとも5つの複文を入れ込むこと!

2日目にTask1を勉強したとき、このJAY先生の動画を見ましたが、同じテーマの違う動画(Writing Task2で、スコア7の人を8にするヒント)を見ました。

この動画では、高得点を得るために絶対に欠かせないこととして、以下のような6種類の文を使うということ、特に鍵となるのは3の複文ということでした。

1. Simple sentences(単文)
2. Compound sentences(重文)
3. Complex sentences(複文)←鍵! 
4. Passive sentences(受動体)
5. Question sentences(疑問文)
6. Conditional sentences(仮定法)

以下の従位接続詞を使った文を、少なくとも5つは入れ込むように、というのがポイントでした。

こうした繋ぎの言葉を、全部覚える必要はないですが、xxxx and xxxx and xxxx but xxxx. のような文章にはしないこと、ということは頭にしっかり入れました。

TASK2のポイントを改めてチェック

1日目に見たTASK2採点基準の動画を再チェック。検討してみました。

TASK2のTask Achievement(課題に応じる)で大事なのは:

1)質問されたこと全てに対して答えている。
2)自分の考えを広げ、支える具体的な議論をする。
3)一貫した自分の立場を貫く。

TASK2のCoherence and cohesion (これは構成と流れと言い換えられる)で大事なのは:

1)同じことを差す単語も、代名詞などを使って、違う言葉で言い換える。
2)繋ぎを単純(and, butなど)にせず、また間違えた文章の繋ぎ方をしない。
3)段落間を論理的にする。

TASK2の語彙と文法分野で大事なのは:

1)幅広い語彙や文法を使う。
2)間違いを最小限にする。

この辺まで来ると、全体的にIELTSの求めているものが分かってきます。

TASK2独自のポイントというのは、「自分の意見をしっかり打ち出し、最後までブレない」「例を2つほど具体的にあげて、それがハッキリと自分の意見を形作る理由になっていることを示す」「結論を言う」このことだな、と思いました。

TASK2には多様な問題形式があることを知る

ではどう書くか。導入部について語っているJAY先生のこの動画が、とても参考になりました。

というのは、ライティングのTASK2では、問題形式がいろいろあるらしいのです。それは、以下のようなのパターンに分けられます。

1)問題が提示され、その解決方法について問われる。
2)問題文が提示され、それに対して2つの質問がされる。
3)ある事象に対して、賛成か、反対かを語る。

4)ある事象に対する2つの考え方について語る。
(さらに、自分はどう思うかを述べる)
5)問題文が提示され、その利点と欠点を述べる。
(さらに、自分はどう思うかを述べる)

なるほど〜。問題文をじっくり読むのが必要、とは知っていても、このようなパターンがあることを知っておくと、慌てないですみますね! 

この動画では、このどのパターンで来ても、基本的に導入部はこのような構成で書きましょう、と言っています。

1)意見を含まない、問題の背景を大まかに語る文で始める。
2)問題文の質問を、自分の言葉でそのまま言い換える。
3)「この小論文は、・・・・・・」と、求められている回答を言う。

問題形式次第で、この最後のところが特に変わるので、どのように対応していくか、と動画で展開していました。導入部の書き方などで、他にも違うやり方もあるようでしたが、私はこれが分かりやすかったです。

TASK2の構成案はいろいろあって、混乱するけど、自分に分かりやすいものを選ぼう

このTASK2、導入も含めてどんな構成にすれば高い点が取れるか、というのを解説した動画は山のようにあります。私はそれをいくつか見て、完全に混乱しました。何をどこで書くか、どのように締めるか、など、違う意見が多かったからです。

一体どうすりゃいいんだ!?と思ったら、「教師によって構成をこうすべき、という案は違い、10個くらい違う考え方があるから、自分がいいと思うものを選ぶように」と語っている動画がありました。そっかー! 自分がすっきり分かる構成がいいんだな。

ということで、上記のJAY先生、および同じE2 IELTSのALEX先生の構成が、私には分かりやすかったので、大体フォローすることにします。

導入(意見を含まない背景説明文→問題の言い換え→このエッセイは何を語るか)
自分の意見1
自分の意見1をサポートする具体例
自分の意見2
自分の意見2をサポーツする具体例
結論(導入で語ったことと一貫したもの)

私はこの構成で行くことにしました。

大体、TASK2については分かってきたので、あとはひたすらこのサイトで問題文+模範回答を読み続け、こんな風に書けばいいんだ、ということを頭に入れました。

【5日目】TASK1とTASK2の練習

Writing で何が求められているのかは大体分かりましたが、やはり実際に書いてみないと練習になりません。

そこで、この日は、60分とって、いつも使っているこちらのサイトからTASK1とTASK2をやってみました。

そして分かったこと・・・・字が汚い! これは読めなくてマイナスになってしまいそう! 

本番は、もうちょっと綺麗に書かないとならないなあ、時間かかるかなあ、もう一度くらい練習しないとなあ・・・・と思いましたが、ここまで4日間、結構頑張って勉強したので、この日は疲れてしまい、もうやりたくない・・・。

そこで、このあとはTASK1とTASK2の問題文を読んで、回答する内容をマインドマップに2分ほどでまとめる、という練習を10問分くらいしました。

ライティング、およびリスニングに関しては、「どれだけ実際に書き出す(言う)前に、議論の組み立てができるか」が鍵だと思ったので、その議論の組み立ての練習をしたのでした。

【6日目】全4分野の見直しをする

この日は、全体の見直しをする日です。

Listening のテストについて、誤解していたことを知る

まず最初の日にやったきり、「楽勝だね」と思って練習も何もしていなかったリスニングの模試を、もう一度してみました。リスニングの模試は、こちらのサイトがやりやすいです。

そうしたら「あれ、あれ? この間よりも問題数が多くて難しい!」。ニュージーランドIELTSの公式サイトの問題は、ぜんぜん数が少なかったのです!

そして、1度しか聞けないので、ちょくちょく間違えます。

これはマズイ、と思い、30分のテストを4回くらい受けましたが、全問正解にどうしてもならず・・・。

しまったと思いましたが、他の分野を練習する必要があるので、「リスニングはそこそこ取れればよしとする」ことにせざるを得ません。

Reading の模試をする

リーディングに関しても、1度模試を受けただけなので、同じサイトでもう一度やってみることにしました。

これも、やはり60分ぎりぎりかかります。問題を受けるコツとしては、「先に質問事項を読んでから、回答を探しながら問題文を読むこと」とあったので、やっぱりそうか、とそのようにしましたが、どうしても数問間違えます。

悔しい!と思って、これも2回くらい受けましたが、全問正解にはならず。「リーディングも、そこそこ取れればよしとする」ことにしました。

Speaking の練習をちょっとする

キューカードを見て2分間話す、の2分間の感覚を得るために、2つくらい練習しました。が、ここまでにListening と Reading の模試に思わぬ時間を使ってしまったので、肝となる(と言われている)Writing の練習をする時間をとらなくてはなりません。

まあ、スピーキングはなんとかなる」ということにしました。

Writing の練習をする

何よりもしなくてはならないのは、「綺麗に丁寧に書いて、時間内に書き終えることができるかどうか、確かめる」こと。

そこで、IELTSで使う用紙と同じものをオンラインサイトからプリントアウトし、そこに「読みやすいように丁寧に書く」ことを意識して、60分で書いてみました。

まあなんとか書けそう、と分かりましたが、「 TASK1は150words、TASK2は250wordsを下回ってはならない。でも、本番で単語数をひとつひとつ数えている時間はない。数をざっくり知れるように、1行に自分の字でどのくらいの単語が入っているかを知っておき、それを行数倍して、単語総数を推定すること」ということをどこかの動画で言っていたので、その方法で数を数えてみました。1行に8ワードくらいが平均のようなので、そのつもりでいよう、と思いました。

あとは、自分がこれまでに書いてきたツイッターメモなどを見直し、パスポートとクリアなガラス瓶を用意し、用意万端で寝ました。

試験当日

さて、ここからは蛇足ですが、試験当日こんなことがあった、というのを書いておきますね。

午前中はスピーキングのテスト

試験当日は、朝9時40分からスピーキングのテスト。午後12時30分に再び会場に来て、Listening, Reading, Writingのテストを受けました。

最初にパスポートで確認されるのはいいんですが、そのあとに写真を撮られ、しかも指紋までとられたので、とても驚きました。そこまで重大なテストとして認められている、っていうことですね?

スピーキングのテストは、幸い面白い感じの男の人に当たりました。他にも「いかにも試験官」という感じの人たちがいて、当たるとヤダな〜と思いましたが、ラッキー。

パート1では、住んでいる家のこと、どこの国から来たか、どんな街かなどを聞かれました。

パート2のキューカードは、「若者は野心を持つべきかどうか。どう思うか」というような問題でした。Ambitiousという言葉が使われていて、これをどう捉えるかが問題だと思いましたが、「いわゆる社会的な野心、すなわちお金とか地位とかを目指す意味での野心は、私は必要ないと思うが、核兵器を無くすとか、海を綺麗にするなどの公共のための野心はぜひ持つと良いと思う」というようなことを言いました。1分は十分たっただろうと思うのですが、試験管が「え、それだけ?」というような顔をして、手で「もっと言ったら?」と合図していたのですが、もう言うことは終わったので「終わりです」と答えました。あれ、時間を失敗したかな、と思いました。

それからパート3では、「あなたはどんな野心を持っていますか」という問題だったので、「私は子供のころから動物とお話したいという野心を持っている」ということを話したら、笑ってました。「若者の野心が変わって来ていると思いますか」という問いに対しては「昔は医者や弁護士になりたいというのが若者の希望だったけど、今はYouTuberになりたいと言うのが第一の希望という日本の新聞記事を読んで、変わったなあと思いました」というような話をしました。そのほかは、社会の変化について、住んでいる街の変化についてなど、いろいろ聞かれました。

最後に部屋を出るときに「It was very nice talking to you」と言われたので、点数はともかく、相手を楽しませたな、と思いました。これだけで、かなり良い気持ちになりました(笑) が、あとで考えると、これは全ての受験者に言う言葉なのかなあ?

昼に一時帰宅し、酔っ払い、食べ過ぎて会場に戻る

さて、私は朝の部と午後の部の間に帰宅する予定はなかったのですが、実は朝、気づいたことがあります・・・メガネを忘れていたのです! 私は最近急に老眼というか、目が悪くなってきたのですが、生まれてからこれまでメガネをほとんど使わないで過ごしてきているので、持ち歩く習慣がないのでした。

しかし、これはまずい! スピーキングのあとに帰宅できる時間があって良かったです!

「どうだった?」「うん、まあまあ」などという会話を家人と交わし、喉が乾いたので自家製のコンブチャをぐっと飲んだところ・・・ 発酵してアルコール分が出ていました! 

すぐさま、体がドクドク波打つ感じがする私・・・・実は私、お酒に弱く、すぐに眠くなってしまうのです。

しまった、と思いましたが、まだ午後の部まで数時間あります。なんとかなる!と思い、また出かけました。

ちょっと気持ちを和らげるために、カフェで漫画でも読もうかな・・・。そうだ、ずっと行きたかったパン屋兼カフェに行ってみよう!

そう思って、街の中心地にある Side Onという店に入りました。何か軽いもの・・・と思いましたが、その値段に目が飛び出ました。なんと、チョコクロワッサンひとつで9ドルくらいするのです! 他にも、バゲットが10ドルとか、オープンサンドが17ドルくらいとか・・・・。でも、そこのサワードゥブレッドが美味しいと聞いていたので、パンを焼くものとしては試してみたくて仕方ありません。

結局、サワードゥのトースト・発酵バター添えとカフェラテを頼みました。

これが、ものすごくドッシリした美味しいパンだったんですが、そこで「あ! 私、炭水化物をいっぱい食べると、すぐ眠くなっちゃうんだった・・・」ということに気づきます。食欲に負けて、忘れていたのでした。しかし、テストがあるからといって、残すわけには行きません。完食し、「どうか、目を開けて入られますように・・・(時々、そのまま寝込むこともあるので)」と思いながら会場に戻ります。

午後のテストは休みなし

写真と指紋の照合をして、指定された会場の指定された席につく受験者の私たち。そこには、Invigilatorという聞いたことのない単語の称号を持つ人たちが2名。そして、カンニングをするな〜、バレたら失格だぞ〜みたいなことをなんども言われます。Vigilというのが警戒する、と言う意味なので、おそらく警戒を担当する人=試験官の意味なんだな、と思いました。厳しいなあ!

リスニング、リーディング、ライティングの順で試験を受け、休みなし! 眠くなりませんでした!(良かった・・) トイレも行かなくてすみました!(時間が助かった・・)

リスニングの1問目で vとbの発音を聞き分けるのをしくじり、ががーん、となりました。後半もうっかり聞き落としたところがあり、がーん。

リーディングは最初の問題文に対して20分もかかってしまい、まずい4つ問題文があるはずなのに、と思ったら3つで、助かりました。

ライティングはTASK1を終わったら29分もかかっていて、めちゃ焦りました。が、TASK2の「意見を言う」の方がやりやすかったので、なんとか残り4分で終わり、見直しをすることができました。この見直しで、かなり点をセーブしましたね! 文法的に間違っているのが3箇所くらい、うち文章も徹底的におかしいのが1箇所あったので、これを直せました。また、文字数がちょっと少なめだったので、10ワードくらい膨らませることもできました。見直しは大事です! 

結果とまとめ

テストを受けて3週間後、郵便で結果が届きました。

リスニング 8.0, リーディング 8.0, ライティング 7.5, スピーキング 8.0 で、全体のバンドスコアが 8.0でした。

結構良かった・・・目標の6.5もクリアしました! また、私は英語のプロとして通訳・翻訳・リサーチなどをしてきているので、それなりの点が取れたことにホッとしました。応援いただいた皆さま、ありがとうございます!

まとめ

準備期間6日でIELTSを受けるのは、ちょっと無謀だったかもしれませんが、

難関となるWritingに一番時間を取り、
バンド9の模範解答を読み込み、
徹底的に採点基準を研究するという戦略が成功した、

と思います。

そして、他にいろいろやりたいことがあるので、試験対策期間を最短にできて良かったです。

そして点が取れるようになったのは、全てYouTube先生のおかげです。いい時代になった・・・。

結果を待っている3週間の間に、「来年早々学生になる」のはやめることにしたので、試験結果はとりあえず使わなくなったのですが、今後はまだわからないので、試験を受けておいてやっぱり良かったです。

IELTSの点を取るには、独自の対策が必要だということはよく分かりました。と同時に、アカデミックな場では、どのような文章やスピーチが求められ、論理展開していく必要があるかも分かり、勉強になりました。

試験を受けている皆さんも、ぜひ、徹底的に採点基準を研究してくださいね! これ、ホント大事だな、と思いました!

それでは、お読みいただいてありがとうございました。Ka kite ano!(see you agan!)

 

 

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