ダニーデンは、ニュージーランドでも音楽で有名な町。「ダニーデン サウンド」と知られている、ちょっと荒々しくダークな、しかしエネルギーに溢れた学生ガレージバンド風のサウンドが特に有名です。
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ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ 39/1000
Kia Ora! うちだいずみです。
ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ、39個目の今回は、そんなダニーデンでは知る人ぞ知るライブハウス、ダニーデン・ミュージシャンズ・クラブ (略してDunedin Muso’s Club) に初潜入!
ときは金曜日の夜。街がいちばん盛り上がるフライデーナイトに、11歳の娘を連れてライブハウスに乗り込む夫と私。
未成年を連れてなぜ、と思われるかもしれないのですが、実は、うちの夫はKoputai People’s Partyというバンドをやっていて、このライブハウスでの初ライブがあったのです。
ダニーデン・ミュージシャンズ・クラブというのは、ダニーデンでロック系の音楽をやっている人なら知らない人はいない、という老舗のクラブ。
でも、実は、私も夫も、足を踏み入れたことが今まで一度もありませんでした。というのは、ダニーデン・ミュージシャンズ・クラブに出入りする人は、刺青、ZZトップみたいな長い髭、革ジャン、皮コート、全身黒ずくめという人が多く、ちょっと近寄りがたいところがあるイメージだったんです。
大丈夫かな・・・・とちょっとドキドキ、ちょっとワクワクしながら行ってみたら・・・
確かに強面・ロック系のいでたちの人ばかりではあるんですが、みんなとってもフレンドリー!💗
何しろ、未成年の娘に関しても「18歳以下でも保護者が付いていたら大丈夫よ。うちは家族みんなが安心してこられることを大事にしているの」という優しいお言葉! ありがたや〜
実は、このクラブ、六本木とかにある語尾の上がる「クラブ」というよりは、むしろ高校の部活の「クラブ」に近いイメージ。(^O^)
クラブ自体は1974年から続いているんですが、そのミッションとして掲げているのが、こんな感じ⇩
「ミュージシャン同士の交流」
「ミュージシャンが練習し、パフォーマンスできる場所」
「オリジナルな音楽制作を応援する場所」
「経験のあるミュージシャンが若いミュージシャンを指導できる場所」
・・・ね、めちゃくちゃ健全なんです💗
そのポリシーが、ライブハウスの暖かい雰囲気としてにじみ出ていて、私たちはすぐにリラックスすることができました。
↑中にはたくさんの手作りのポスターが貼られていて、歴史が感じられて楽しい。
↑チェッカー模様の天井が、70年代っぽい!
↑ プールのキュー台が割れたギターで、カッコイイ。
↑ ビリヤードは子供でも楽しいね。
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いよいよ、ライブの始まり(^^)
今日は3バンドが出演で、Koputai People’s Partyはトップバッターでした!
ボーカル/ギター、ボーカル/マンドリン、ギター、ベース、ドラム、マンドリンの6人編成。なかなか盛り上がってました!
(全く関係ないけど、このバンド、頭文字がKPPで、内輪ではそう呼ばれているんですが、これって、きゃりーぱみゅぱみゅと同じなのね)
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今晩のライブ、8時半頃から始まって、夜中の1時くらいまで続いたらしい….
私と娘は、KPPが終わったら帰らなくてはならなかったんですが、これだけたっぷり、しかも「選ばれたバンド」が出ているのに、なんと一般入場料が立ったの5ドル!(クラブメンバーは2ドル!)
一般公開ライブは月に1度しかやっていないみたいだけど、音楽はいいし、みんな優しいし、家族主義だし、また行きたいなあ!
ここ、音楽の好きな人には、絶対オススメですよ!
Dunedin Musician’s Clubのサイトでスケジュールを確かめて、行ってみてね!
ちょっと大人の世界を垣間見せてあげて、娘も楽しかったんじゃないかな、と思ったら、「プール(ビリヤードのこと)は楽しかったけど、ちょっと臭くてあまり好きじゃない」と言われてしまった… ま、酒臭かったかな。大人の楽しみが分かるまでは、まだまだ遠いのでした。
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