ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ 9/10000
Kia Ora! うちだいずみです。
ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ、9個目はダニーデン・シティ図書館( Dunedin City Library)を訪ねましょう(^^)
外国の図書館、というと、「私なんかはいっていいの?」と思う方もいるかもしれませんが、ニュージーランドの図書館はとってもオープン!
誰でも入れます。
チェックも何もありません(注:あ、他の町のことは分かりませんが、ダニーデンはノーチェックです)。
座ってゆっくりする場所も沢山あります。
その上、とても速いFree Wi-Fiを使いたい放題なので、旅行者の方には(地元民にももちろん)、まずそれだけでも行く価値あり!
お金を節約したいバックパッカーの人とか、ちょっと時間が空いたり、雨が降ってきたりしたら、絶対にお勧めです!
今日は、町のど真ん中・オクタゴンから1分のところにあるシティ・ライブラリーを訪ねます↓
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では、中に入ってみましょう。
入ったら、いきなり、グラウンドフロアーにインターネットコーナーがどーんとありました。
しかも、自由に使えるタブレットが何台も。
奥には巨大スクリーンも。
・・・・・・
これ、この間来た時にはなかったのに・・・・いつの間にレイアウト変えたの? 図書館よ、そんなに変わらなくてもいいんじゃないかい? 本の置く場所が無くなっちゃうじゃないかい?
活字中毒の私、もちろんE-BookもKindleも読みますよ。新聞もネットです。でも、図書館くらいは本を置いて欲しい・・・・ それに、そのタブレットとスクリーン代があったら、もっと本を買えるはずだったよね?
軽くショックを受けつつ、同じグラウンドフロアーにある子供の本セクションに娘を置いていきます。
よかった。ここはあまり変わっていない。小さい子が遊べて、親がくつろいでおしゃべりできるスペースも、そのまま。
娘が小さい頃、ずいぶん長い時間を過ごしたなあ、他のお母さんとかと一緒に。
懐かしいなあ・・・・・
子供には、やっぱり、紙の本を触って、愛でて欲しいです。
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さて、私は上の階へ。1階は実用書や各国語の本、楽譜など。
日本語の本のコーナーもありますが、ラインアップがイマイチ。以前は、ここに明治〜昭和の文学全集が置いてあって、私は「いつか時間があったら読破したい」と思っていたのに、いつの間にか廃棄されてしまっていた・・・・ 悲しい
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読みたい本がなかったので、さらに2階へ。1階と2階をつなぐ階段が、ポップ。
というのも、最近、レイアウトを大幅に変えた2階は13〜18歳のティーンズコーナーとなっているんです。
このティーンズコーナー、ルールがあります。
やっていいこと:「本を読む、おしゃべりをする、ぐだぐだする、勉強する、ネットサーフィンする」
やってはいけないこと:「罵る、叫ぶ、他の子を脅す、盗む、不適切な行動をとる、他の子の邪魔をする、物を壊す、アルコール・タバコ・ドラッグ・武器を使用する」
・・・・・
図書館にしては、かなりユルいルールとなっております。飲食もオッケーらしい。
ソファーとか、ビーンバックが置かれて、「いつでもたむろしてください」状態。
サッカーゲームもあるよ。
今、ルールを読み直したら、ここはティーンのみが利用できて、ティーン以外は使っちゃダメだって。
わあ、知らなかった。私、今日の収穫はここで借りたマンガだったのに。
英語版『火の鳥』。誰にも怒られなくてよかった・・・・
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収穫に満足して、さらに3階へ。3階は公式文書とか、資料とかがいっぱいあるところで、静かに「お勉強」できるスペースもいっぱいあります。
それに、小さなギャラリーがあって、今日は聖書の各国語に翻訳された本を展示してありました。
綺麗な本。古書、大好き。
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近年、ネットの普及で、図書館の利用者が減っていることは知っていたけど、今回久しぶりにシティの図書館に来て、大きな時代の変化を感じます。
図書館側も、なんとか利用者の数を増やそうと、四苦八苦なのでしょうが、本好きとしては本のスペースがどんどんネットカフェみたいになってしまうのは、悲しい。
それに、図書館が本を置かなかったら、著者はどうしたらいいんでしょう? ただでさえ売れない本が、ますます売れないし、読まれなくなってしまうではないですか。
シティの図書館は、観光客と、本を読まない若者向けに変貌してしまうのかなあ?
一方、図書館が、いろいろなイベントを開催しているのも事実です。
例えば、子供に読み聞かせをするストーリータイム、レゴクラブ(レゴが大量に持ち込まれ、子供たちが遊べる)、大人のブックグループなどなど。
また、今回行かなかった4階の会議室では、作家を招いての講演や、コミュニティ活動も行われています。
メディアの変化とともに、図書館も急激に変化しなくてはならないんですね。
でも、本棚の前に立って本を選ぶ楽しみは、どうか無くなりませんように。
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