ダニーデン に来る友人が、必ず行ってみたい!という場所はいくつかあるんですが、今回ご紹介するのは、その筆頭ですね。ギネス認定です!
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ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ 6/1000
Kia Ora! うちだいずみです。
ニュージーランドの遊び方を1000個見つけるブログ、6個目の今回は世界一急なストリート内臓破裂ストリートをご紹介しましょう。
すごい名前ですよね? 本当はボールドウィン・ストリートといいます。
ダニーデン市内の、実際に人が住んでいる、普通の街路です。
でも、勾配が超絶キビシイいんです。ギネス認定です。
どのくらいキビシイかというと、水平方向が1に対して垂直方向に0.35(35%)上がっている計算です。
世界的に有名になって、ついには年に1度、何百人もが集まって、この通りを駆け上がって下りる根性競争をするようになりました。
それが「ボールドウィン・ストリート内臓破裂レース Boldwin Street Gutbusters」です。
(注:2017年1月時点で、いくら調べても、今年の開催日がわかりません。危険だからもう中止になったのかもしれません。名前だけが残っているのかも・・・)
そんな、世界中のチャレンジャーを夢中にさせているストリートなのに、実は私、20年以上この街に住んでいて、1度も坂の上まで登ったことがありませんでした。
だって。タイヘンそう。面倒くさい(←)
しかし、昨年末に日本からお友達一家が遊びに来てくれて、「ダニーデンの世界一急な坂に行きたい」とリクエストを受けました。
・・・・・・・・・・・
よっしゃ、登りますかあ〜!
全長350メートル。下の方はキツくありません。上に行くほど、傾斜が急になります。
夫も娘も、スタスタと歩き始めました。
ま、待って〜。
あ、途中にアイスクリーム&ドリンク屋がある!
商売うまいねえ!
(注:このアイスクリーム屋、Steep Street Delightsというんですが、ニュージーランドでも特に美味しいグルメアイスクリームやジュースを取り揃えています。私たちも、帰りに絶対買おうとワクワクしていたんですが、降りてきたらすでに閉店していて、大ショック。買い物をしたい方は、開店時間を調べておいてくださいね)
休み休み歩いて、15分ほどで、頂上が見えてきました。
結構サクッと行けた(^^)!
でも、例の内臓破裂レースの勝者は、1分56秒で往復したとのこと。
そりゃあ、内臓も飛び出ますわ。
上からの景色。みなさん、頑張って登ってきてくださーい。
さて、こうして、下からとか上からとか写真を撮っても、なかなかその「急」な感じは分かりにくいかもしれません。
もし、ボールドウィン・ストリートに来て、傾斜感のある写真を撮りたかったら、アングルは絶対これ↓。
真横から。シュールな絵になります。
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それにしても、昔の人は、なんでこんな急なところに道を作り、人家を作ったのか?
それは、19世紀半ばのダニーデン開拓当初、この街を特にスコットランドのエジンバラ風にしたい、と地形をダイナミックに利用した都市計画を立てたチャールズ・ケトルという人がいたからです。
チャールズのビジョンのおかげで、ダニーデンには急な坂があちこちにあり、坂の上から海と街を一緒に見下ろす絶景が見られるようになったのです。
でも、さすがのチャールズも、ボールドウィン・ストリートが世界的に有名になるとは思わなかったでしょうね。
通り1つにも歴史あり。面白いですね。
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